資金繰り表を作ってみよう
ビルダーの皆さんのなかには、資金繰り表を作りたくても、手順が分からないという方もいらっしゃると思います。
そこで、エクセルを使って簡単にできる資金繰り表の作り方をご紹介します。
資金繰り表の作成手順は、
1. 工事ごとの入出金計画(工事財布の家計簿)の作成
2. 受注工事一覧(工事財布の集計表)への反映
3. 固定費・銀行返済を含めた会社の資金繰り表(会社財布の家計簿)の作成
という流れになります。
1. 工事ごとの入出金計画(工事財布の家計簿)の作成
工事ごとの入出金計画作成のためには…
① 経理に情報が集まる仕組みづくり
実行予算書を作成して、現場と経理とで情報を共有します。
② 工事の予実管理
工期中および竣工後に、過不足の原因と金額を確認します。
③ 工事の進捗管理
現場の遅れは資金不足の原因です。
工事ごとの入出金計画を作成し、予算と実績を管理していくことは、現場でも資金繰りを意識するきっかけとなり、不正の予防にもなりますので、出来ていない現場があれば、今日から取り組んでみてはいかがでしょうか。