2014-01-01から1年間の記事一覧

最近の建築費の動向と今後の見通し

先日、全住協の中高層住宅委員会主催のセミナーに参加してきました。演題は「最近の建築費の動向と今後の見通し」でした。このところの建築費の上昇は、どこまで上がるの?という感じで、当社で融資や物件取得をするにあたっても、非常に悩ましい状況になっ…

後見人制度

一昨日、全住協新規事業委員会主催の後見人制度についてのセミナーに参加しました。 私自身、少し前から、後見人をされている司法書士の先生方から不動産やお金のことについて相談を受ける機会が増えています。 セミナーでのお話にありましたが、後見人は、…

人材危機〜建設業から沈む日本

『人材危機〜建設業から沈む日本』(日経アーキテクチュア・日経コンストラクション編/日経BP社)を読了しました。 仕事柄「人件費が上がって請負金額自体は高騰している一方儲からない」「工事を請けてもらえる専門工事業者がいなくて現場が止まっている…

アパートの建て売り

昨日、信託銀行系のノンバンク(分かっちゃう?)の知り合いであるKさんから電話がありました。Kさんのクライアントである不動産会社さんが、アパートの建て売りを計画しており、Kさんは土地を買う時に土地代金、建物が竣工したら追加で建物代金を融資…

神戸開発プロジェクト

昨日は、神戸の開発プロジェクトの定例ミーティング&現地確認でした。現場ではいよいよ造成工事がスタート! 行ってみると、改めてですが広いっ!とりあえずショベルカーが4台入って、リレー形式で土砂の切り出しをしていました。 砂と石が混じっているた…

555万円の家

先日、とあるデベロッパーさんをご紹介がてらアイダ設計さんを訪問させて頂き、555万円の家というのを初めて拝見しました。感想としては、購買力と規格化の合わせ技は、今後ますます進行するであろう所得の二極化における、新築受注の一つの方程式なのかな?…

不動産時計

昨日、都市再生ビジネス交流会『あかさか50』(http://www.akasaka50.com)の研修会に参加しました。講師は、信託銀行系不動産仲介会社の役員の方でした。 講演の中で、不動産時計(プロパティクロック)のお話がありました。 ジョーンズ ラング ラサール株…

不動産業の資金繰り判断D.I

先日、住宅産業研究会の例会に参加しました。 講演の講師は(株)ネットワーク88の幸田先生、テーマは『今後の住宅・不動産市場を展望する』でした。 配布いただいた資料のなかで、不動産業の資金繰り判断D.Iについてのものがありました。 全産業で資金繰り…

市場と権力という本を読みました。

今日は、夏休みの読書第2弾として『市場と権力〜「改革」に憑かれた経済学者の肖像』(佐々木実著・講談社)を読みました。 竹中平蔵氏の生い立ちから現在に至るまでを追いかけた本でした。 見方がちょっと偏ってるかな?という気もしますが、何となく感じて…

銀行問題の核心という本を読みました。

『銀行問題の核心』(江上剛・郷原信郎著・講談社現代新書)という本を読みました。 反社融資、中小企業融資、銀行と検察との関係について書かれていました。 ちょうど先日、とある金融機関の方と話をしていて、反社チェックについて話題になったことがあり…

先月の取引について(アパート建売増えてます)

当社(エスクローファイナンス)では、先月は7件の案件に取り組ませて頂きました。 内訳は、ビルドセーフティー(ビルダー向け出来高融資)が2件、デベロッパー‘sネクスト(デベロッパー向けプロジェクトファイナンス)が3件、不動産担保融資とTMK案件の組成…

親の家を片づける(ゆうゆう特別編集・主婦の友社)という本を読みました。

『親の家を片づける』(ゆうゆう特別編集・主婦の友社)という本を読みました。 昨年、法定後見人になっている司法書士の先生から、被後見人の方の不動産について相談を受けました。いずれも被後見人の方が施設に入ることになり、お一人はご自宅を売却、もう…

未来の働き方を考えよう(ちきりん著・文藝春秋)を読みました

『未来の働き方を考えよう』(ちきりん著・文藝春秋)という本を読みました。 私が新卒で不動産会社に就職したのは約20年前のバブル崩壊直後でした。 振り返ってみると、終身雇用や定年という意識がまだ強く、就職氷河期と言われたなかでも、伝統的な大手企…

アフラックの大竹さんの講話を聴きました。

昨日は、REB-1000社の会に参加し、アフラックの創業者で最高顧問の大竹美喜さんの講話を聴いてきました。 ガン保険という商品そのものは、必要なのかな?と考えていましたが、それを根付かせたアフラックという会社には、ずっと興味を持っていました。 講話…

倒産被害続々(その2)

当社の兄弟会社(?)であるGIRの方から聞いた話です。 3月末に千葉のビルダー(Z社)が破産手続きを申請しました。 GIRは、Z社の完成保証を5件引き受けており、新年度の4月早々お施主様からの電話対応に追われました。 そこで、まずはお施主様向けの説明会を開…

倒産被害続々(その1)

仕事柄、建設会社の倒産の話を良く耳にします。 最近だと、1月に倒産した建設会社に、自宅兼アパートの建築を依頼していた個人の方(Aさん)が来社されました。Aさんは、金融機関から融資を受けて土地を購入。 建設会社と請負契約を締結し、自宅兼アパートの…

日本の不動産は黄金期に突入する

先日REB1000社の会という不動産業者さんの会合で講演を聴きました。 テーマは『日本の不動産は黄金期に突入する!−地獄への道は善意で敷き詰められている−』講師はドイツ銀行の大谷洋司さんでした。 マクロでは、いわゆるアベノミクスの第一の矢(実…

老人漂流社会

先日、高齢者介護事業についてのセミナーを受ける機会がありました。(UBI株式会社主催のセミナーで、講師は株式会社アスフォンの小嶋さんでした。) セミナーでは、これまでの介護事業は誰でもやれば儲かる事業だったが、今後はバブルが崩壊し、淘汰が起…