フージャースグループ経営方針発表会に参加しました。

先日、フージャースグループの経営方針発表会に参加してきました。


フージャースグループというと、東証一部に上場していて、郊外部のマンション分譲に強みがあるデベロッパーというイメージでお付き合いをさせて頂いておりました。


発表会での数値目標は非常にインパクトがありました。

5カ年計画として示された売上と経常利益の目標が、まさに右肩上がりで、売上が2017年3月期500億円に対して2021年3月期には1,000億円(!)、経常利益が同50億円に対して100億円(!!)と、キレイに伸びていく計画になっていました。


目標達成のための施策として、3つの拡大、つまり「エリア」、「ターゲット」、「事業範囲」の拡大が挙げられていました。


「エリア拡大」は、その名の通り地方展開。
「ターゲット拡大」は、シニア向けにマンション分譲やスポーツクラブ運営を行ったり、富裕層向けにリゾートマンションや投資用物件を供給。
「事業範囲拡大」は、不動産投資事業、都心コンパクトマンション事業、戸建事業の展開が挙げられていました。


一部上場企業の規模で、5年間で売上と経常利益の額を倍にするという目標のためには、複数の軸での拡大戦略が必要なのでしょう。


一方で長期安定収益の拡大を図るために、これまでの棚卸資産を固定資産に振り返ること含めて、中長期で保有する資産を増やし、安定的な賃貸収益を確保していく方針とのこと。


いずれにせよ、現状の不動産マーケットで極めて積極的に投資をしていくということで、頼もしさを感じる反面、市況の見極めがより求められるんだろうなぁ、と感じた発表会でした(^^)