青山の会

今日は夕方から『青山の会』に参加してきました。

この会、正式名称は『国際経済不動産事情研究会』とのことなのですが、意識の高い不動産・金融関係の方が参加しており、参加させて頂くたびに刺激を受けております。

今日の講師はライフネット生命保険株式会社の出口社長で、内容が圧巻でした。

テーマは『不動産市場の将来』でしたが、内容は現在の日本経済に関する構造的な問題と可能性についての話が中心でした。

異常な少子高齢化財政赤字は、子供たちの世代への借金の積み残しと分配金の先食いにつながっており、グローバルな視点で日本のポジションを確立していくことができなければ、衰退の一途をたどっていくことになります。

不動産、特に土地や個人住宅のバリューに関しては、地域格差が拡大し、持つことよりも利用することに価値評価の中心が移っていきます。

そうなれば、新築プレミアムが無くなるのは当然のこと、二次流通やリフォーム、もっと言えば所有にこだわらない不動産活用が普及することになるのでしょう。

非常に気づきの多い時間を過ごしました。