MUGENの理念

昨日、早朝勉強会に参加してきました。

講師は、株式会社MUGENの内山社長でした。
なかめのてっぺんのお店の会社ですね。


株式会社てっぺんの副社長だった内山さんが独立して株式会社MUGENを設立したとのことでしたが、お話しの随所に、食や従業員への心遣いと工夫が感じられ、非常に刺激を受けました。


飲食業は、いわゆるブラックな職場が多く、離職も激しいと言われています。
そんななかで同社もずっと離職に苦しんできたようですが、社長が社員の方々のご実家を家庭訪問したり、各種イベントでの共同体験を通じたりして結束力を高めてきたそうです。


また、人時(にんじ)売上高という考え方で、一人一時間あたりの売上高を上げること、つまり総労働時間を減らし、時間あたりの生産性を高める努力をすることで、石の上にも三年の社員の方々が段々増えてきたとのことでした。


さらに、「もったいないプロジェクト」という取り組みを通じた『おいしい』社会還元の仕組みも紹介されました。
見た目や人気にとらわれずに、食のプロが食材に正面から相対することで、これまで廃棄されていた食材が素晴らしい料理に生まれ変わる。
素晴らしいですね。

飲食業という業態でも、まだまだ工夫や新たな価値創造が可能だと気づかせて頂いたセミナーでした(^^)