住宅フランチャイズのあり方

調査会社のレポートで、住宅フランチャイズ(FC)加盟店の破綻のニュースを見ました。


報道では、

地方経済の冷え込みで建築需要が縮小するなか、同業他社との競合激化で売上高がダウン。
近年は、自己破産や休眠状態となった同じFCに加盟する県内の販売業者数社に対し、貸付金や宣伝広告費の立替金が回収不能となっていたことから、実質的に債務超過の状況が続いていた。

とのこと。


破綻に至った経緯で、同じFCに加盟していた同業者を支援しようとした様ですが、結果的に共倒れになってしまったのでしょう。


施主に被害が生じていない(少なくても報道の範囲では)ことが、不幸中の幸いではありますが、加盟店の破綻は、そのFCのブランドに少なからず影響があると思います。


住宅FCは、地域の中堅・中小の工務店が、FCブランドのもとで、施主に安心して発注してもらえるようにと加盟していることが多いと思いますが、上記の報道が真実ならば、加盟店が連鎖倒産しているFCということで、マイナスの影響が懸念されます。


報道では、破綻した工務店は昨年の夏以降は受注をほとんど確保出来なかったとのこと。


原因はいろいろ考えられるのでしょうが、FCのあり方というものについて、考えさせられるニュースでした。