工務店が倒産すると...

1ヶ月ほど前にキーホームという会社が倒産(破産)しました。

この会社のことはよく知らないのですが、建売住宅の分譲や、注文住宅の建築等を手掛けてきた様です。


この倒産により何が起きているかというと...

発注者である個人のお施主さんが困っています。


これは本当に困ります。途方に暮れていると言っても過言ではないと思います。

マイホームを建てるべく買った大切な土地に、建てかけの家が放置されてしまっていて、工事を引き継いでくれる人を探すアテも無い、ということになります。


一般的な工務店は、他の工務店が施工していた現場を引き継ぐのを嫌います。

これまでにどんな施工がされていたか分からない工事を引き継いで、自分が全て責任を負わせられるなんてたまらないという気持ちを持つからです。


このような事態を防ぐために、これから建築を予定している方は完成保証の活用を検討すべきではないでしょうか。


信頼している、していないということではなく、万が一の場合にもお互いが最悪の関係にならないために。


当社の創業のきっかけは、富士ハウスアーバンエステートという会社の倒産でした。


これらの会社は、お施主さんから前金でガッポリ資金を受け取り、これを自社の資金繰りに充てていました。

その結果、家は建たない、お金は返ってこないという最悪の事態につながってしまったのです。


このような馬鹿げた事が起こらないよう、完成保証の仕組みを活用しながら、当社が出来高に見合った融資をして、建物がキチンと完成したことを確認して、お施主様が代金を支払うという流れをつくりたい。


施主になる方々も、自己防衛しながら、楽しい家づくりができるようゼヒ考えてみてください。