プレスリリースを行いました。

連日暑いですね。
さて、先日下記の内容でプレスリリースを行いました。

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エスクローファイナンス共同住宅や大規模木造建築物の建築事業資金融資を本格化
〜工事期間中の建設会社の資金繰りを支援〜
  
住宅ビルダーを対象に、建築事業資金の出来高融資業務を行うエスクローファイナンス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:須田 幸生、以下「EFI」)は、共同住宅や大規模木造建築物を建築する建設会社向けに建築事業資金の融資を本格化することとなりましたので、お知らせいたします。

1.建築事業資金の出来高融資とは

従来、住宅ビルダーは、住宅建築資金を確保するために、「自社の企業与信」で運転資金を金融機関より調達する、或いは「施主が金融機関からのつなぎ融資」を受け、ビルダーに住宅着工前に一定の前払金を支払うのが通常の商慣習でした。近年では中堅注文住宅会社の倒産により、施主は住宅が完成しないばかりか、既に支払済みの前払金も返還されないといった深刻な社会問題が発生しています。

このような事態が発生するなか、EFIが提供する出来高融資サービス(エスクローファイナンス®)は、住宅ビルダーに対し、住宅着工から完成引渡しまで「出来高に応じて」工事資金を融資するという住宅業界初の画期的な融資制度です。

この出来高融資サービスが多くのビルダーに普及することで、施主は注文した住宅が完成する前に前払金を一切支払う必要がなくなり、現在発生している社会問題を解決することができます。

出来高融資サービスの仕組み

2.共同住宅や大規模木造建築物を建築する場合の資金繰りを支援

土地の有効活用等で共同住宅や大規模木造建築物を建築する場合、施主は、着工時に請負代金の一部を支払い、竣工後に金融機関から融資を受けて残額を支払うのが一般的です。このような支払い条件のもとで、建設会社は、工事期間中の事業資金を自社の企業与信で金融機関から調達しますが、規模の大きな工事の場合、調達金額が不足し、受注を断念せざるを得ません。

EFIでは、このような場合、例えば月ごとに工事の出来高を査定し、出来高に見合った融資を行うことで建設会社の受注支援を行っています。

これまでもアパート、マンションの建築工事に対して出来高融資の取り組みをしてきましたが、昨今の経済環境で収益不動産への投資が活況を呈していること、および低炭素化を目指し国土交通省も採用を推奨している大規模木造建築物の建築が増加していることを鑑み、サービスの提供を本格化することといたしました。

これまでの住宅ビルダー向け出来高融資と同様、建築工事には完成保証を付与し、仮に建設会社が倒産した場合においてもバックアップビルダー(倒産先に代わって工事を引き継ぐ建設会社)が建設途中の工事を引き受けることで、発注者に工事の完成を保証する仕組みをもとに融資を行うことで、発注者はEFIが支援する建設会社に安心して建築を発注することが可能となります。

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早速数紙に記事として取り上げていただいています。
ありがとうございます!