アフラックの大竹さんの講話を聴きました。
昨日は、REB-1000社の会に参加し、アフラックの創業者で最高顧問の大竹美喜さんの講話を聴いてきました。
ガン保険という商品そのものは、必要なのかな?と考えていましたが、それを根付かせたアフラックという会社には、ずっと興味を持っていました。
講話の中で強調されていたのは3つ、経営哲学、宗教心、日本の心だったと思います。
大竹流の経営哲学として、
1.卓越した何かを持つ=ガン保険…健康保険会社になる。
2.噂に惑わされず、事実のみを信じる。真実を見極める目が必要。
…日経新聞もNHKも信じない。情報は対価を支払って得るもの。
3.失敗例から学ぶー失敗を恐れない。
4.人を選ぶー企業は人なり。
と紹介されました。
他にも、経営力は決断力であり、ぶれない決断力を持つことが重要。もっと言うと、当たり前のことを決めて当たり前にやることが大事とも。
宗教心については、大竹さんはカトリック教徒だそうですが、何でも良いから宗教心を持った方が良いとのことでした。
これについてはその真意を伺うことはできなかったのですが、話の端々にカトリック教徒になって良かったという話が出ていました。
最後の日本の心ということについては、ご自身は右翼ではなくインターナショナルだとされながらも、日本人の誇りについて強調されていました。
曰く他民族国家である日本に、今後ますますいろいろなものが集まってくる。
素晴らしい文化を持つ国であり、教育を充実させ、国力を充実することが重要。
日本には長寿企業が多く、先義後利(近江西川家の家訓)をはじめ、公益資本主義の歴史がある。など。
最後に、心得として
・生涯学び続けること
・人材育成・教育の重要性
・判断力に裏付けられた挑戦
についてお話しいただき、結びとなりました。
総じて高所からのお話でしたので、自らに落とし込み、糧にしていきたいと思います。
大竹さん、機会を頂いたSD建築企画研究所の清水さん、ありがとうございました。