未来の働き方を考えよう(ちきりん著・文藝春秋)を読みました

『未来の働き方を考えよう』(ちきりん著・文藝春秋)という本を読みました。


私が新卒で不動産会社に就職したのは約20年前のバブル崩壊直後でした。
振り返ってみると、終身雇用や定年という意識がまだ強く、就職氷河期と言われたなかでも、伝統的な大手企業に人気が集まっていたと思います。

団塊ジュニアの世代が社会人になるタイミングが「失われた20年」のスタートだったということが少子化を招いたのでしょうか?その後、高齢化社会が盛んに叫ばれるようになりました。

平均寿命が85歳とか90歳とかになっているなかで、60歳に定年(65歳まで嘱託?)で働いて、その後どうするんだろう?ということは漠然と考えていました。


本書では、現在起こっている3つのパワーシフト(大企業→個人、先進国→新興国、ストック→フロー)や若者たちの働くことに対する考え方が紹介された上で、40代で働きか方を選び直す事について提起されています。


社会人になってみて初めて分かるという事ってたくさんあると思いますし、その後試行錯誤しながら仕事をしてきて、本当に自分に合った働き方ややりたい事を実現するためにはどう生きていけば良いのかということを考えるのに、まさに今(私40歳)のタイミングってぴったりかも、と妙に納得しました。


他にも多くの気付きを頂きました。ありがとうございました。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

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