先月の取引について(アパート建売増えてます)

当社(エスクローファイナンス)では、先月は7件の案件に取り組ませて頂きました。


内訳は、ビルドセーフティー(ビルダー向け出来高融資)が2件、デベロッパー‘sネクスト(デベロッパー向けプロジェクトファイナンス)が3件、不動産担保融資とTMK案件の組成がそれぞれ1件でした。

さらにデベロッパー‘sネクストについては、戸建ての案件が1件、収益物件(アパート)の案件が2件でした。


デベロッパー‘sネクストについては収益物件についてのご相談が非常に多くなっています。

マーケットを見ても、特に新築のアパート・マンションの利回りはだいぶ下がっていて、活況が伺えます。

個人投資家の資金調達環境については、先日の報道にもありましたが、金融機関も取り扱いしやすい案件ということで取り扱いを増やしたいようで、だいぶ融通が効くようになっているようです。


そのような環境のなかで、収益物件の建売は、立地は良いけど(土地のカタチが悪いなど)一戸建ての建売には向かないような土地の事業化にピッタリなのでしょう。

このような土地は、そのままではイメージも湧きにくく、流通のハードルは高いですが、上手に収益物件を建てると、収益が上がり、不動産物件として流通させることが出来るようになります。

売却までの期間は賃料も入ってくるので、デベロッパーにとっても安心感があります。


直近では、シェアハウス、マンスリータイプなど様々な案件のご相談を頂いています。

このような物件は運営面や賃料について特殊な要素があると思いますので、専門の方などにご意見を頂きながら案件化していきたいと思います。