不動産後見取引士


近年では、弁護士や司法書士といった士業の方が後見人になるケースが多いようですが、士業の方といえども、専門外のことについては判断に迷うケースも多いことと思います。

何より被後見人の方のための制度ですから、その道の専門家に相談し、被後見人にとって最適な対応を採るのが大切なのだと思います。

私も、後見人の方から不動産に関するご相談をよく頂戴するのですが、後見人の方ご自身の財産では無いこともあり、非常に慎重に検討した上で、方針を固めていくケースが多いです。

今後間違い無く増加する後見人の方々の不動産相談ニーズに対して創設されるのが不動産後見取引士制度です。

全住協では2年前から東京大学と共同で研究し、後見人の方のサポート制度や今回の資格制度について準備をしてきました。

私は、民事信託とリバースモーゲージの分野を担当し、今回の講座でも講師を務めさせて頂きます。

後見人の方が安心して後見を受けられるような支援体制が築けたら良いですね(^^)